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序章 元祖「珍包(ちんぱお)」の誕生。 [四角餃子開発物語]

出版社やテレビ局から、時々取材のお電話や問い合わせが入る。

記者     「どうして四角いんですか?」 
ドン・タニシ 「それはですね、四角いと・・・」

記者     「中国ではこういう包み方はポピュラーなんですか?」 
ドン・タニシ 「いいえ、うちのオリジナルです」

記者     「どういうふうに餃子ができたんですか?」
ドン・タニシ 「最初は・・・」

ボクは「四角家」の広報部長、白メダカのジュリー。
ボクがこの店の小さな池に来たのはオープン1年目の夏。
それまではキマコさんちの庭の鉢で過ごしてたので、ボクの知らない開発秘話を
皆さんにお伝えすべく、ドン・タニシ、たかちゃん、キマコさんの3人に聞きながら
書いてみることにした。

「珍包」の誕生。

四角餃子生

実は「珍包(ちんぱお)」の元祖を生み出したのはたかちゃんである。
たかちゃんが独立して初めて作った店は、中華点心の持ち帰り専門店だった。
その店の代表作として作った、箱に入ったお土産用の餃子が「珍包」だ。
当時、大阪では「点天」や「天平」といった扇型の一口餃子が既に有名だったが、
似たようなものではなく味も形も自分のものを表現したかった。
中華料理を極めてきた料理人なので、味については特に迷うことはない。
ただ、皮は薄くパリッとしたものにしたかった。
それと、通常の三日月型の餃子だと包んでヒダになったところが固くゴワゴワする。
これを回避するために思いついたのが現在の四角い包み方。
四角い皮の4角をていねいに折り込む。見た目にも美しい。
折り重なった面を下にして焼けば、中のスープが逃げ出すこともない。
四角くカットする皮は丸い皮に比べて無駄がない。
4つも角がある餃子はカリカリ感がある。
一石二鳥にも三鳥にもなった。
名前は珍しい包み方、ということで「珍包(ちんぱお)」と名付けた。
たかちゃんという人は、こういうすごい思いつきを苦もなくフッと思いついてしまう。
しかもそれをいとも簡単に実践できてしまう人なのである。
当然のことながら、「珍包」は大阪の店で人気者になった。

次回、いよいよ「四角家餃子本舗」の誕生へ。
タグ:珍包
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時には損をすることが最上の利益である。 [タニシノコトバ]

もうずっとブログを書いていない。
餃子の種類が増えたこともあり、仕込みが煩雑になってブログを書く余裕がない。
facebookを始めてからは発信事項はそちらで済ましてしまう。
新しい年はブログを書く時間もきちんと取ろうと思う。
年末恒例「タニシノコトバ」。
Sometimes the best gain is to lose.

タニシとマスターズドリーム.jpg今年は本当に辛抱の年だった。私的な事情で店をお休みしたことも結構あったにもかかわらず、記録づくめの昨年には及ばないものの、それなりに結果を残せた。「四角家」を愛してくれるお客様とサポートしてくださるすべての方に感謝したい。そんな1年の中で強く思ったことがある。「ソンしてトクとれ」。商売をしている人なら誰でも心がけるありふれた故事成語であるが、今年はそれができず強く悔んだことがあった。お客様にはもっと喜んでもらおう。そして人とのつながりを大切にしよう。ソンしてトクとれ。これが2017年のテーマです。


【年末年始の営業案内】
12月31日(土)・1月1日(日)はお休みさせていただいております。
新年は1月2日(月)より元気に営業いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。





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記録の8年目。9年目は記憶の残る年に。 [タニシノコトバ]

 毎年恒例、大晦日に書くはずのタニシノコトバ。
昨年に引き続きこんな時期になってしまった。ブログ自体が久しぶりのアップになる。
一年のけじめ、一応書いておこう。
SDK(んぼうきる)。

餃子出すタニシ.jpg  どこまでが年末でどこからが新年か整理もつかないままに  始まった2015年だったが、終わってみれば「四角家」8年の  歴史の中でとても重要な年になった。まず、オープン時から
 扱っている「ザ・プレミアム・モルツ」を 「ザ・プレミアム・
 モルツ マスターズドリーム」
に変えたこと。
  「四角家」は餃子はもちろんだが、生ビールがうまい店とし
 ても定評をいただき定着してきた。それでも一種しかない
 ビールをさらに高級ビールに変えることは少々勇気のいる決
 断ではあった。けれどそれは店の方向性と合致する。そして
 このビールを導入するタイミングで初の高級餃子、フカヒレと
 貝柱の「金包(きんぱお)」を発売したのである。さらに秋に
 はかねてから念願だったタコの餃子「蛸包(しゃおぱお)」
 も発売。一年の間に新しい餃子を2つも開発したのはもちろん
 初めてのことだし、我ながらよくやったと思う。無我夢中に
 やって、気がついたら過去の記録をいろいろと塗り替えた、
 それなりに充実した一年であった。
たくさんのお客様と「四角家」を温かく応援してくださるすべての皆様に心から感謝したい。 そして、2016年のテーマは辛抱。さらに皆様に愛される「四角家」になれるよう地味な努力を積み重ねていくことを、今年の課題としようと思う。瀬戸大也がYDK(やればできる子)なら、僕はSDK(しんぼうできる子)。 になる(笑)。皆様のご期待を裏切らないよう、努力を惜しまず、少しでも多くの皆様にハッピーをお届けできるよう頑張ります。

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プレモルのバイブル。 [超達人キマコの「プレモルで行こう!」]

「四角家」が超達人店になってから、プレモルのバイブルにしてきた本がある。

なぜザ・プレミアム・モルツは売れ続けるのか? (小学館文庫)  『なぜザ・プレミアム・モルツは売れ続けるのか?』
 私は、店で働き始めてからずっとプレモルと付き合って
 きたが、考えてみるとプレモルのことをまるで知らなかった。
 もちろん、ビールサーバーの管理や注ぎ方は熟知している
 つもりだったし、現場でのお客様の反応も見て来た。
 そして「超達人店」の称号もいただいたのに、
 あまりにも知識がないことに気づく。
 プレモルがなぜおいしいのか、なぜ高級ビールと
 言われているのか、他のビールと何が違うのか。
 そもそもどうやってプレモルは生まれたのか。
 超達人店にはザ・プレミアムモルツのすばらしさを多くの
 人に伝える任務もある。知らないと伝えられない。
 「プレモルで行こう!」のブログを書き始めたのは
 その任務と言うよりは、ビールに携わってきた飲食店として
 日々の地味な思いをお客様に、また同業の方に、
そしてメーカーさんに伝えたかったからなのだが、
いざ文章を書くとなると裏付けとなる知識がなければ書けないのだった。
そんなわけで「超達人店」になったのをきっかけにプレモルのこと、
サントリーという会社のことを知る努力を始めた。
そんなとき、たまたま手にして読み始めたのがこの本だった。

この本には、ビール事業が赤字だった頃から今日のプレモルの快進撃までのこと、、
というより当時携わった開発、営業、デザインの方々の大変な努力と思いが書かれてある。
何より、45年赤字を続けても信じて突き進んだプライドと、絶好調なのに商品をリニューアル、
サントリー的にはリバイタライズ(再活性化)というらしいのですが、とにかく順調なのに変える
という大胆かつ進化を惜しまない企業姿勢がよくわかる。
その後も時々確認したいことや気になることがあると、部分的に読み返したりしている。
私にとってまさにプレモルを知るためのバイブルなのだった。

この間、また気になることがあってページをパラパラとめくっていたら
あれっと目にとまる名前があった。営業推進部部長のY田K冶氏。何か聞いたことがあるような…
あれ? このくだりは何度も読んだはず。樽生キャラバンという企画を提案し、
主要都市を回ってモルツの飲用時品質の重要性を知らせるセミナーを開催したというその人。
確か写真もあったはず。パラパラ…
あああ! 中四国支社のY田支社長!
なんで気がつかなかったのだろう。
以前、四国支店のS支店長がY田支社長をお連れくださったことがあった。
その時、大変おだやかな口調で当時ビールを売るために相当な努力をされた貴重なエピソードを
語ってくださった。樽生キャラバンのこと、悲願の黒字達成を当時の社長にご報告した際、
「誰が黒字にせえゆうたんや、そんな暇があったらもっと品質向上に努力せえ」という
答えが帰ってきたこと。
本に掲載されているお写真は少しお若い頃かと思うが、店に来られた時と同じ
おだやかな笑顔。なんであのとき、気がつかなかったんだろう。

しもた! 本にサインもろとけばよかった(笑)。

そんなことも今は懐かしい思い出。
今まで本当にお世話になったS支店長がいよいよ異動になられます。
S支店長はうちにとってももちろんなのですが、県産品の推進や商店街の活性化、
文化活動など私たちの地元香川県にたくさん宝物を残してくれた偉大な方でした。
別れがあれば出会いもある。新しい出会いも嬉しいことですが、
やっぱりご縁があって出会えた方と会えなくなるのはさみしいです。
恐れながらS支店長にはサントリー四国支店の名誉支店長として「超支店長」の称号を
差し上げたいと思います。この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
同じ時期に異動になられるOさん、Mさん、Kさん、お世話になりました。
皆さんのことも忘れません。
そしてY本新支店長、こんな店ですがこれからよろしくお願いいたします。

次回よりタイトルを「マスターズドリームがいいね!」とし、
引き続き日々の思いを綴っていきたいと思います。皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

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「超達人店」への道 vol.9 【出会い】 [超達人キマコの「プレモルで行こう!」]

支店長フレスコ2.jpgプレモルフレスコ.jpg

かくして「超達人店」になった「四角家」。
表に「超達人店」の看板、店内にポスターを貼ったとはいえ、この時点では関係者以外
そのことを知る人はほとんどいません。
Webサイトの「サントリーグルメガイド」ですらまだアップされていませんでした。
せっかちな私は、「サントリーグルメガイド」の事務局に掲載依頼のメールを出しました。
すると、すぐに対応し情報を入れてくれました。
このスピード感がとてもここちよく、ありがたいと思いました。

この日の夕方のことです。
サントリーさんからご予約のお電話が入りました。
ドン・タニシ 「サントリーのSさんからご予約いただいたぞ。なんかえらいシブい声で・・・
         かなり偉い人かいの?」
キマコ    「えっ? そんなに偉そうな感じですか?」
ドン・タニシ 「いや、偉そうとかいうんじゃなくて、なんかこう紳士的というか・・・とにかく声が・・・」

来られたSさんは、なんと四国支店のS支店長でした。
ひょえええ~。確かにめっちゃシブいお声のダンディーな紳士です。
この日、はじめてお目にかかりました。
まさに「超達人店」を認定してくれたご本人です。
丁重に「超達人店」の取り組みに賛同したことによるお礼やら何やら
おほめの言葉をいただいて、ただただ恐縮するばかり。
そんななか、支店長が「メールに感動しました」とおっしゃいます。
えっ? メール?
そう言えば、「サントリーグルメガイド」の事務局に掲載依頼をした時に、
いつも四国支店にお世話になっているということ、
社員さんに「すばらしいですね」「今月一ですね」とビールをほめて育ていていただいた
おかげで超達人店になれたという感謝の言葉を書きました。
決して社交辞令ではなく、本当にその時思ったことでした。
驚いたのは、東京の事務局あてに書いたなにげない文章が四国支店の支店長にも伝わっていた
ことでした。掲載依頼のすばやい対応もさることながら、そんな小さなことも
支店に伝え、そしてその日のうちに支店長がごあいさつにいらっしゃる。
サントリーという会社のネットワークの良さ、社員さんの愛社精神、料飲店を大切にする社風に
いたく感動したのでした。

「超達人店」認定後、S支店長や社員さんが公私ともにお顔を出してくれるようになりました。
料飲店関係の営業さんだけでなく、販売や広報、フーズの社長さんや社員さんも。
まだ香川では2店目だったし、認定後の応援やチェックという意味もあるでしょう。
こういうすぐに会社一丸で協力体制というところがすごい。
これがサントリーの社風なのか、S支店長のリーダーシップなのか。
「超達人店」になってはじめて一流企業の一流たる所以を知ったのでした。

「超達人店」になって一番の宝は、S支店長や多くの社員さんとの出会い。
応援してくれるから、もっと頑張ろうと思う。人を動かすのはやっぱり人なのだ。

特にS支店長との出会いは「四角家」を初心に戻してくれた。
店で取り扱う商品の支店長さんとお会いしてお話する機会に恵まれたことはとても
ありがたいこと。こんなに会社を愛し部下を愛し取扱店を大切にしてくれるトップはそうは
いない。サントリーの社員さんは皆さん純粋に会社を愛しているなあと思うのだが、
そのなかでも、S支店長はまさに「ザ・サントリー」。
高松の商店街を黄色に染めて角ハイボールストリートにしたかと思えば、
瀬戸内国際芸術祭に合わせてサントリー美術館展を開催したり、
香川県の県産品とプレモルのコラボをしたりと斬新な企画を次々提案、遂行する。
イベントにも飲食店にもマメに顔を出される。実に現場でよく動かれる方だ。
四国支店のトップでありながら本当にフットワークよく私たちのような小さな店のスタッフにも
気さくに声をかけ気遣いをしてくださる。
だから、がんばれる。

「プレモル」との出会いがS支店長やサントリーの社員さんとの出会いになり
たくさんのお客様との出会いになった。これからもたくさん出会えますように。
昨日は節分。暦の上では春だと言うが、まだまだ寒い。
キマコの春もまだ来ない(泣)。
タグ:超達人店
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「超達人店」への道 vol.8 【いよいよ超達人店認定へ】 [超達人キマコの「プレモルで行こう!」]

超達人店キマコイメージ.jpg

講習を受けてから、2週間ほど過ぎた。
その後、審査らしいこともなくもちろん認定の報告もなかった。
「超達人店」の申請はダメだったのかなあと不安になり始めた頃だった。

「こんにちはー、サントリーです」
前回、講師もしてくれたメンテナンスのHさんだ。
キマコ 「あれ、この前、来てくれたばっかりなのにどうしたんですか?」
Hさん 「超達人の認定証を持ってきました」
タニシ 「えっ! 認定されたんですか!?」
Hさん 「はい、おめでとうございます。この前、審査に来たでしょう?」
キマコ 「??? 審査? そう言えば、先週T部長とO部長代理がお見えに・・・。
      ええーっ、あれ審査だったんですか?」
そんなこととはツユ知らず・・・なんか最近サントリーさんよく来られるなあと思ったら、
抜き打ち審査だったんですか! 全然そんな風でなくて、焼酎の「ちょい水」っていう飲み方
教えてもらったりして・・・サプライズにもほどがあります(笑)。

何はともあれ、超達人店、認定しました。2013年6月17日のことでした。

ついに超クリーミー泡が出るコックになり、超達人店マークの入ったグラスが揃いました。
試験を受けるとか、審査を受けるとか、大人になってずいぶん経つと
そういうことがとても新鮮に思えます。
この日は「四角家」の記念日なりました。
と同時に、ステージがあがった緊張感と恐怖がわきあがってきました。
今までは「ビールがおいしいね」「きれいだね」と言ってくれたお客様。
「超達人店」のビールとして接した時にはどうでしょう?
「超達人店」と思って来られたお客様は既にハードルが上がっています。
そんなお客様に納得していただけるんだろうか、不安に思い始めました。
「超達人店」という限りは圧倒的に美しい、おいしいビールでないと
「なーんだ、たいしたことないじゃないか」と思われてしまいます。
それからはその名に恥じないようサーバーやグラスの洗浄にさらに真剣に取り組むように
なりました。実際、「四角家」のビールが本当によくなったのは、認定後だと思っています。
「おいしいから認定された」のではなく「認定されたからおいしくなった」と
言ってもいいかもしれません。
サントリーの、ビール開発から流通の末端にいたるまでに高品質を維持させようという
取り組みに今さらながら感心しつつ、そこに参加させていただけることは
とてもありがたいことです。いいものを安心してお客様に提供できるのですから。

「超達人店」になったことは「四角家」の歴史のなかで本当に大きな出来事でした。
認定から1年と7カ月。
時がたつほどに、そのありがたみをしみじみ感じながら営業する今日この頃です。
タグ:超達人店
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「超達人店」への道 vol.7 【超達人店の講習とスポンジ洗浄】 [超達人キマコの「プレモルで行こう!」]

プレモル200たて.jpg またまたブログ置き去りのまま、年を越した。
 反省しきりだが、相変わらずゆっくりブログを書く時間がとれ
 ない。ありがたいことではあるが、こうしてパソコンに向き合
 うのも大事な時間だ。がんばろう。

 えっと、どこからのお話だっけ。3代目担当Kさんが
 「超達人店」の話を持って来られて・・・、そうそう。

 ほどなくして、超達人店の講習を受けることになる。
 この日がまた、ワタクシごとながら、親知らず抜歯の
 翌日だった。私はかつて親知らずを3本持っていた
 が、けんびきの度に痛むため2本は20代に抜いた。
 しかし、この1本だけは真横に生えている上、根が深く
 半分以上肉がかぶさっているため切開しなければ
 ならない。当時通院していた歯科ではできず、口腔外科
 のある病院に行く必要がある。抜いた後の体調にも影響が
 あるので辛抱できるようならそっとしておいた方がいいと
 言われ、今日まで大事にほおっておいたのだ。
ところがである。この期に及んで虫歯になってしまい、ついに抜かざるをえなくなった。
講習は後日でもよかったのだが、とにかく早く講習を受けて一刻も早く認定を受けたかったので
手術翌日だったが、お願いした。
切開手術は比較的簡単にすんだものの、大変なのはそのあとだった。
翌日から熱が出るわ頬は腫れるわ、こぶとり爺さんのようになる。
 
こぶとり爺さんで受けた講習(笑)。
講師はいつもメンテナンスをしてくださるHさん。いや、H先生。
H先生もさすがに「だ、大丈夫ですか?」とお気遣いいただきながらの講習となった。
超達人独特のビールの注ぎ方、サーバーの洗浄やガス圧管理など細かく指導を受ける。
超達人店のビールはシルクのような表面のクリーミーな泡でなければならない。
もったいないけど、ビールの表面に粗い泡がなくなるまで吹きこぼす。
こうしてできた泡は、きめ細やかで泡というよりクリームのよう。
ぜいたくで美しいビールができあがる。頭が朦朧としつつもH先生の言葉に集中する。
実際に注いだ生ビールも合格をいただいて講習終了。後日、審査に通れば認定とのこと。

講習の翌日から、究極のプレモルへの挑戦が始まった。
それまで、週に一度だったコックの分解洗浄とホースのスポンジ洗浄を 毎日にした。
正直、コックの分解洗浄はともかく、ホースのスポンジ洗浄にはあまり積極的でなかった。
水を通す洗浄は毎日しているから、それで十分きれいじゃないかと思いこんでいたのだ。
洗浄予定の日が忙しくて片付けが遅くなったりすると、今週はいっかとスルーしていた。
ところがである。
スポンジを毎日通していると、泡の下のビール部分が恐ろしくきれいになってきたのだ。
本当に恐ろしくだ。これには大いに反省した。
そうなってくると気泡が一つもつかないようグラスもさらにしっかり洗うようになる。
こうした作業をはじめてからのビールは、明らかに変わった。
カウンターから客席の生ビールを見て、その美しさに惚れ惚れするくらいだ(笑)。

コック.jpg樽コック.jpgスポンジたて.jpg
▲サーバーのコックと樽に接続するコック。この小さなスポンジが大活躍。

一週間後、こぶとり爺さんのこぶはようやくとれた。
「超達人店」の認定はまだない。


タグ:超達人店
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今ごろ年末年始ごあいさつ。 [タニシノコトバ]

タニシ 「どうやろ、そろそろ年末の決意表明をせないかんと思うんやけど」
キマコ 「えっ? 年末どころかもう年明けて成人式も終わっちゃってますけど」

「四角家」は毎年12月31日に一年を振り返り、ブログで新年の決意表明をして終わるのが
好例である。ところが、昨年は12月14日を最後に休みなく営業し、ありがたいことに
大晦日、元旦、2日とご予約をいただきなし崩しに店を開けた。
店の換気扇が悲鳴をあげ、電話とFAXが壊れ、キマコも壊れた(笑)。
さすがにこれはと3日と4日はお休みをいただき再開したものの、
相変わらずご予約が途切れず。壊れた換気扇と電話は新調し、さすがにキマコは
新調というわけにはいかないので、修理に出してなんとか復活。
そんなバタバタのうちに新年が明けてしまったのだが、やっぱりちゃんと恒例の
ブログを書いておかないとどうもまだ正月が来た気がしない。 
なるほど、正月休みを取るというのも意味があるのだなと改めて知るのだった。
簡単ではあるが、一応けじめのブログは書いておこう。
プレモルファインアロマタニシ.jpg       ベストを尽くして待つ。
 2014年は改めて店での営業に真剣に向き合った年だっ
 た。7年目にして看板をつけたり、壁をぶちぬいて小窓を
 つけたり、組数が増えるようテーブルも作りなおした。
 メニューでは「四角家」の新しい看板メニューとなった 
 「鍛冶屋町ひとくち餃子」を作ったり、ハイボールを充実 
 させたり。どれもビッグチェンジとは言い難いが、そういう
 小さなことを一つ一つ見直した結果、いろいろな意味で
 成長できた一年だった。お客様、協力業者社様とたくさん
 の方に助けられたありがたい一年だったと思う。この場を
 借りて心から感謝御礼申し上げたい。そして、2015年は
 チャレンジの年 にしたい。 ヒット商品を作る、メニューを
 より高品質へ。極上の種をていねいに育て、最高品質の
 収穫ができるようベストを尽くす。
 2015年、8年目の「四角家」をよろしくお願いいたします。

タグ:年末の言葉
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2015年度認定証をいただきました。 [超達人キマコの「プレモルで行こう!」]

認定証と★.jpgおいしいプレモル飲めますよ300.jpg

2014年も残りわずかとなってまいりました。
「超達人店への道」が途中になっておりますが、ちょっとブレイク。

「こんにちはー、サントリーです」
4代目担当のタケちゃんが、ごていねいに年末のごあいさつ方々、
「超達人店」の新しい認定証を持って来てくれました。
いつもさわやかで好青年なタケちゃんです。
「超達人店」も1年ごとの更新制なのですね。
2015年度もありがたく認定をいただきました。
おやっ? 今回の認定証には★が一つついてる。
ははーん、この★が並ぶようこれからもがんばってくれということですな。
サントリーさんたら、いつもながら店をその気にさせるのがうまい。
もちろん、がんばりますよ。

「超達人店」の認定をいただいてから、1年と半年が過ぎました。
「超達人店」と知って来てくださったお客様、店に来てから知っていただいたお客様、
いろいろいらっしゃいますが、まずお出ししたビールに感動して声をかけてくださることも
増えてきました。本当にうれしいことで、励みになります。
そこに置かれた時、ハッとするようなビールが目標ですから。

年内は12月30日まで営業いたします。
残り休まずがんばるぞー。


タグ:超達人店
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高松で50年以上、老舗の串カツここにあり。 【串よし】 [ドン・タニシの香川るんるんグルメ日記]

「超達人店への道」はちょっとお休みして、今回は久々の「るんるんグルメ」です。
実にほぼ1年ぶりという体たらく。忙しくていろいろ食べに行けなかったというのもあるけど、
次で「るんるん」もちょうど50店目。タニシとしては、50店目は特にこだわりのお店を紹介したい、
ということもあってなかなか店が決まらなかった。
そんななか、不図したことから、「串よし」さんを知る。
「串よし」さんは高松で50年以上串カツの専門店としてやってこられた老舗。
うちはまだ7年目だが、それでも「7年もすごいね」と言われることがある。
それくらい飲食店というのは厳しい世界なのだ。50年続けて来たというのは尊敬に値する。

ずっと行ってみたいと思いながらこちらも夜の営業だし、なかなか機会がなかった。
せっかくだからうちのテイスティー顧問たかちゃんが高松に打ち合わせに来た時に行こう
と思ったが、定休日が合わない。それが月曜日、忙しいたかちゃんがやっと1泊2日で
来られると言う。じゃあ、決まりだ。念願の「串よし」さんに行こう!

ふぐ?.jpgアスパラ.JPGからしれんこん.jpgたこの酢のもの.jpgたこぶつ.jpgモルツ!.jpg

一つ心配があった。
実はたかちゃんが来たら行こうと決めた矢先、ローカル人気TV番組「ドリーム百貨店」の
名店プレミアムに「串よし」さんが出たのだ。ただでさえ人気店なのに入れるのかなと
ちょっと心配に。前日に予約を入れた。
待ちに待った当日。いざ、グルメ館の5階へ。
お席はコの字型のカウンターのみ。おかみさんとヒゲ専務さんと弟さん、
そして留学生らしきアルバイトさんが二人でまわしている。
背筋もシャキッと年齢を感じさせないおかみさん。
お若い頃から先代とこの店を切り盛りされてきたのでしょう。そんな気概を漂わせています。
ニコニコしながらオーダーを聞いたりドリンクを持ってきてくれる留学生のバイトさん。
ていねいにソーダを入れて角ハイボールも上手に作っています。
ここは「モルツ・ザ・ドラフト」。お店でしか飲めないビールってやつです。初体験!
いやー、人に入れてもらうビールのうまいこと! まあ、自分の店で入れて飲むことも
撮影用以外はないんですけど。泡がとってもクリーミーです。

アツアツの串カツが来ました。テレビでも放送されてた、バナメイと地海老を
2種合わせているという小エビ。なるほど、昔懐かしい海老の味がします。
衣を一度外して海老の組み方を見るたかちゃん。なるほど、と。
さすが目の付けどころが違う。
サクッとした中からアツアツの素材が…。
1本まるごとのアスパラ、うずらの玉子、姫ニンジン、おもち、こんにゃく…。
食べる食べる、キマコ嬢。ちょっとあんた完全に取材忘れてやしませんか?
写真を撮るのを忘れ、もうビールと串カツに夢中です。

そんな時です、事件が起こったのは。
タニシの隣にかなりご年配のご婦人がお二人座られていまして、
とってもおしゃれをされたお上品なお客様です。
串メニューを見ながら何にする?と選ばれてまして、お一人がふっとこう言いました。
うずら.jpg
ビール吹き出しそうになるタニシ。
小さな子供がお母さんに聞いたのならスルーです。でも、こんな世の中を知り尽くした感じの
お上品なご婦人から「うずらって、おさかな?」って。
ど忘れしたんでしょうか、それとも何かと混同? ウツボと勘違い?
おかしいやら、かわいらしいやら、タニシもう笑いをこらえるのに必死です。

串カツの箸やすめに「たこの酢の物」と「たこのぶつ切り」を注文。
タニシ、おいしくて酢のものの出汁で割った薄めの付け汁まで飲んでしまいました。

最後に、ヒゲ専務さんにご挨拶してお店をあとにする。
月曜日でも次々お客様。
50年続くお店にはやっぱりそれだけの理由がありました。
老舗の串カツを堪能して、楽しいハプニングもあって、久しぶりに3人でよく笑いました。

結局、この後行ったバルでもずっと「うずらって、おさかな?」「うずらって…」と
思い出してずっとウケてるタニシであった。

 キャベツ横.jpg   串よし
     住所●高松市瓦町1-2-4 グルメ館5F
   電話番号●087-821-0937
   営業時間●17:00 - 22:00
     定休日●火曜日


タグ:高松 串カツ
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プレモルバナー.jpg
本場さぬきうどんは合田照一商店
四角い餃子を注文する

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