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南京譚 第7章 民生 廣東料理店 [南京譚]

元町駅に早く着いたのでちょっとぶらっとして駅に戻ってくると、
たかちゃんの姿が見えた。すぐ隣に背のスラッとしたイケメンが立っていた。
こちらに気付くとクールな立ち姿とは対照的な人懐っこいスマイルで会釈する。
たかちゃんの息子、コータローである。超大手企業をあっさりと辞め、
この春からたかちゃんの会社「桃源郷」に入社。現在、煩雑な会社の事務管理をしながら
新店舗のための不動産回りなど、会社と社員のためにと一生懸命な29歳。
毎日が充実しているのか、とてもいい顔をしている。

さて、せっかくなので南京町で昼飯だ。前から気になっていた店がある。
その店は昼3時間半、夜2時間半しか営業しない。
そんな営業時間の短さもあるのかもしれないが、とにかくいつも人が並んでいる。
あまり行列に参加するのは本意ではないが、たまには南京町らしい店にも入ってみたい。
というわけで、今回は並ぶ、もしくは売り切れ覚悟で行ってみた。この日は駅も混雑していた。
案の定、南京町の人通りは半端なくすごかった。けれど、2時を大きく回っていたからだろうか、
1組待つだけで入れた。ラッキー! 

「民生 廣東料理店」
イカの天ぷら.jpg民生水ぎょうざ.jpg
ザーサイ豆腐.jpg民生青梗菜炒め.jpg
●イカの天ぷら 小1600円 ●水餃子 8個 950円 ●ザーサイ冷やし豆腐 小1300円  ●青梗菜炒め 小 1200円

南京町のグルメガイドにはお約束のように登場する人気店。
そして必ずと言って紹介されているのが、イカの天ぷら。タレはなく、衣に味が付いている。
これ、なかなかいける。まわりについた衣がしょうゆ味的な感じで香ばしい。
日本人好みの味だ。
民生広東料理外観.jpg
青梗菜もサッと炒めているだけだけど、さっぱりしてうまい。
意外なのは豆腐。中華で冷やし豆腐というのははじめて
食べたけれど、ザーサイとひき肉のあんがかかって
ちょいピリ辛。これもいける。さて、水餃子はどうかな。
海老と肉とニラがたっぷり詰まっている。プリッとした海老が
入ってるけど、肉の味が勝ってる。タレなくても食べられるね。
中国人シェフの店はあまり馴染みのない香辛料や食材を
使ったりするから食べにくいお店もあるけれど、
ここはどれもシンプルで日本人好み。行列も納得だ。
イカもガイドブックに載ってる通りで、うまかった。


イカと言えば…。

「イカになりたい」

イカを食べていたたかちゃんが不図思い出した。
スイミングに通ってた幼いコータロー少年が当時発した言葉。
バタ足が苦手なコータロー少年。なぜだかバタ足をすると後ろに進んでしまうのだ。
タコは足が8本、イカは足が10本ある。足がたくさんあればさぞや上手に泳げるだろうと
いうのが、当時の彼の理論だ。小さい頃からユニークな発想をする子供だった。
将来大物になるやもしれん。
コータロー.jpg
そんな彼が起業しようと思ったのは高校生の時。
もともと独立心が強い子供だったのだろう。ほどなくして、
たかちゃんが独立して今の会社を作る。それならば、自分も協力して
父の会社を継ごうと決めた。趣味はボクシング。
アマチュアの大会に出場したこともある。
町を歩きながら気になる空き物件を見つけるとすぐ電話して
問い合わせる。常に電卓を持ち歩き、気になる数字はすぐ確認。
一見おだやかで静かに見えるが、ビジネスにはシビアだ。
行動力があり、ハートがあったかいところは現社長を受け継いでいる。
しかもこのキラースマイル。実に頼もしい次期社長なのである。
「四角家」の大事なパートナーが一人増えた。

さあ、南京町の中華も食べれたし、今日の本題。ミーティングをせねば。
人でごったがえす南京町を後にする。

次回、神戸を代表するあのカフェに。


タグ:餃子 南京町
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